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世界に広がる左官工事

こんにちは!名古屋市、岡崎市、豊田市などの愛知県や西三河の各地域で左官工事を承っております株式会社コンドー工業です。
左官工事というと、和風のイメージをお持ちになる方が多いでしょう。
実は海外でも、左官職人の技術が使われています。
今回は、海外の建築現場で用いられる左官工事についてお伝えしましょう。

海外の左官工事

左官工事の歴史をたどると、実は日本のみならず海外でも古来より用いられており、一説によると、ピラミッドでも左官の壁材である「漆喰」が使用されていたといわれています。
近年、漆喰は日本以上にヨーロッパで使用されています。
主に地中海や南ヨーロッパの建物に用いられ、内装、外装どちらにも使用されています。
スタッコ調仕上げのように、ぼこぼこと凹凸が残った外壁などが印象的です。

日本との違いは?

海外と日本の左官工事には、壁材として混ぜ合わせる素材や、施工方法に違いがあります。
理由は、建物の躯体方式や組み立てに使用する材料が異なるからです。
日本の建物は木造建築が多く、木を組み合わせて作り上げるのに対し、ヨーロッパでは煉瓦を主に使うことが多いようです。
ヨーロッパでの左官は、石や煉瓦が崩れないように分厚く塗り、壁自体の強度を高めるために用いられます。
そのため壁に厚みが出せるような素材を混ぜ合わせて、全体的に厚ぼったく頑丈に仕上げています。
一方で日本の建物は、柱と梁で壁の強度を高めていますので壁面を厚く塗る必要はなく、珪藻土やモルタルを用い、デザイン性を考えて仕上げているのです。

デザインと機能の融合

左官工事は、使用する材料によって、建物の強度やデザイン性を高められます。
国内では、南欧風のイメージのひとつとして、玄関や門などのエクステリア工事に用いられています。
またカルクウォールを使ってパステルカラーの内装に仕上げるなど、使用シーンはさまざまです。
手作業で行うことがほとんどのため、施工が完了した壁や床に独特の温かみが宿るのも、広く使われる理由なのかもしれません。

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左官工事は、材料によって完成品の印象や雰囲気が変わるため、お客さまの感覚的なニーズに広く応えられます。
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