床コンクリート押えとは?愛知の左官職人が現場の様子を解説

愛知県愛知郡東郷町を拠点に、名古屋市・豊田市など愛知県全域でマンションやビル・商業施設の左官工事を手がける株式会社コンドー工業です。今回は、野丁場左官の現場で欠かせない工程である「床コンクリート押え」の施工中の様子をご紹介します。コンクリート床の仕上がり品質は、その後の塗装・タイル・フローリングなどあらゆる仕上げ工事の品質に直結します。左官工事に興味をお持ちの方や、弊社の施工内容を知りたい方はぜひご覧ください。
執筆者プロフィール
株式会社コンドー工業
愛知県愛知郡東郷町を拠点に、名古屋市・豊田市など愛知県全域で野丁場左官を専門とする左官工事会社です。マンション・ビル・商業施設・公共施設の床コンクリート押えや外壁左官を主力とし、大手ゼネコンの一次協力会社として多数の大規模施工実績を有します。30年以上の現役職人が在籍し、5mm前後の誤差で仕上げるプロの技術力を日々の現場で発揮しています。
床コンクリート押えとは何か
床コンクリート押えとは、打設したコンクリートの表面を金ゴテや機械で平滑に仕上げる左官工程です。コンクリートを流し込んだだけでは表面に凹凸が生じるため、硬化が始まる前の適切なタイミングで職人が何度もコテを当て、密度を高めながら平らに整えていきます。
この工程は「土間コンクリート金ゴテ押さえ」とも呼ばれ、建物の床の基礎を形成する非常に重要な作業です。仕上がりの精度が、その後に施工される塗装・タイル・フローリングなどすべての仕上げ工事の品質を左右します。
施工現場の様子:押え作業の実際

今回ご紹介する現場は、大型施設の床スラブにコンクリートを打設し、複数の職人が連携して押え作業を行っている様子です。写真をご覧いただくと、手前側には配筋(鉄筋メッシュ)が露出しており、コンクリートの打設が順次進んでいることがわかります。
現場作業の主なポイント
養生シートで覆われた大型施設内部では、複数の職人がそれぞれのポジションを分担し、コンクリートの打設から均し・押えまでを一連の流れで進めています。長柄ゴテで広い面積を均した後、手元の金ゴテで細部を丁寧に押えていきます。チームワークと経験が求められる、野丁場左官の典型的な作業風景です。
コンクリートの打設と押えは同時進行で行われます。打設班・均し班・押え班がそれぞれ役割を持ち、一定のペースで作業を進めることで、全体の仕上がりの均一性が保たれます。職人間のコミュニケーションと段取りが品質を決める重要な要素です。
押えのタイミングが仕上がりを左右する
コンクリート押えで最も難しいのが「タイミングの見極め」です。打設直後はまだ柔らかすぎてコテが沈んでしまいます。逆に硬化が進みすぎると、コテが効かなくなって平滑に仕上げることができません。適切なタイミングの判断は、気温・湿度・コンクリートの配合・打設量など多くの条件が絡み合うため、経験の蓄積が不可欠です。
一般的な押えの回数と段階
押えは通常、複数回に分けて行います。1回目(初期押え)でコンクリートの余剰水を除去しながら大まかに平滑にし、2回目以降(中・仕上げ押え)でさらに密度を高め、光沢のある平滑な面に仕上げていきます。回数と力加減は求められる仕上げ基準によって変わります。
愛知の気候条件とコンクリート施工の関係

愛知県は年間を通じて気温変動が大きく、コンクリート施工において季節ごとの対策が求められます。夏季は気温が高く水分の蒸発が速いため、コンクリートが急速に硬化しやすく押えのタイミングが早まります。一方、冬季は硬化が遅れるため、養生や保温対策が必要になります。
仕上げ方法の種類と選び方
床コンクリートの押え・仕上げには、用途や要求精度に応じていくつかの工法があります。弊社では以下の工法を取り扱っています。
金ゴテ押え仕上げ
用途:塗装下地・タイル下地・一般床面
特徴:金属製のコテで丁寧に何度も押えることで、光沢のある密実な表面を形成します。
機械押え(トロウェル)
用途:大面積の床スラブ・工場床・駐車場
特徴:機械式の回転ゴテを使用し、広い面積を効率よく均一に仕上げます。大型現場で活躍します。
防水モルタル仕上げ
用途:屋上・バルコニー・水廻り
特徴:防水剤を混入したモルタルを打設後、金ゴテで押えて防水性を高めた仕上げ面を形成します。
まとめ
床コンクリート押えは、建物の床の品質・耐久性・その後の仕上げ工事の精度を左右する、左官工事の中でも非常に重要な工程です。打設・均し・押えを複数の職人が連携して行う今回の現場のような大型施設での施工は、豊富な経験と高い技術力が求められます。
株式会社コンドー工業は、愛知県愛知郡東郷町を拠点に、名古屋市・豊田市をはじめ愛知県全域でマンション・ビル・公共施設の野丁場左官を専門に手がけています。床コンクリート押えの施工実績・工法についてはぜひ職人紹介ページもあわせてご覧ください。ご依頼・ご相談はお気軽にどうぞ。
大手ゼネコンの一次協力会社として愛知県全域の大型プロジェクトを担い続けてきた実績があります。30年以上のキャリアを持つ職人が在籍し、5mm前後の誤差での仕上げを日々の現場で実現しています。名古屋市・豊田市・東郷町近郊でお困りの際は、ぜひ弊社にご相談ください。
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